国際結婚ワンオペワーママ奮闘記

ナイジェリア人夫と結婚13年目、3人育児中ワーママです。英語独学でも社内通訳レベルになる方法、ナイジェリア起業の夢、ワンオペ育児のコツ、書評を発信しているブログです。

「ごめんね」「いいよ」指導について

昨日Twitterで、非常に興味深い投稿がありました。

 

皆さんにも考えていただきたく、投稿者さんの許可をいただき

掲載させていただきます。

 

この投稿者のめがね旦那さん(@megane654321)は、

現在小学校教諭をされている男性で、我が家と同じ3人の

お子さんを育てられている方です。

 

父親、教師の視点から、非常に興味深い投稿が多い中で、

この投稿はかなり共感するものがありました。

 

子供の

 

「ごめんね」

「いいよ」

 

という、茶番ともいえる、心のこもっていないやりとり(笑)。

 

子育てしているお母さんお父さんなら、毎日耳にしているのではないでしょうか。

 

f:id:baba26:20191002115731j:plain
私の子供達2人、長男と長女が保育園でこのやり取りを身につけてきました。

 

現在も兄妹喧嘩をしていると、

 

「ごめんね」

「いいよ」

 

という、この儀式的な棒読みのやりとりがされた後、

 

「ママ、謝ったよ!」

 

と長男が報告してきます。

 

しかし、私はこの「ごめんね」「いいよ」のやりとりに非常に疑問を感じています。

 

それは、子供自身が相手に謝ればいいと思っているところもあり、

 自分で何に対して謝っているのかということを理解していないことが多い

と感じていたからです。

 

我が家の例も見てもわかる通り、このやりとりは子供達が大人である私に

「謝ったよ。喧嘩終わったよ!」

という報告用に交わされているだけです。

 

たまに「ごめんね」「いいよ」が成立しないこともあります。

 

 

「ごめんね」「やだ!」

    ↓

「なんで「いいよ!」って言ってくれないの?!」

 

 

・・・・また新たな喧嘩です。

 

これが習慣化してしまうと、子供の認識は

  • 「ごめんね」「いいよ」はセットで使われるもの
  • 「ごめんね」の返答種類は「いいよ」しかない

とインプットされてしまいます。

 

これはつまり、英語の教科書でいう

”How are you?”  "I'm fine, thank you."

と同じなんだと思います。

 

元気じゃなくても、儀式的に「元気」ということになってる、みたいな。

 

なので、内容や心情は関係なく、本当に相手に対して悪いとは思っていなくても

このリズムが身体に染みついているんです。

 

なので、私は子供がこの謝罪の儀式を始めたら、必ず子供と話すようにしています。

 

私 「何が悪かったのかな?何に対して「ごめんなさい」なの?」

子供「うーん・・・・わかんない。」

 

こんなことはよくあります。

 

つまり、子供達は外の世界でお友達とトラブルや小さなこと

(ちょっとぶつかってしまった、等含め)が起きたら、反射的に

「ごめんね」「いいよ」

という儀式を行っているのでしょう。

 

「ごめんね」という謝罪、

「いいよ」という許し。

 

どちらも、大人に強いられているのでしょう。

 

「ごめんね」と言わなければ「謝りなさい」とプレッシャーをかけられ、

「いやだよ」と返答すれば、「謝ったんだから終わりにしようよ」という圧力。

 

どちらにも選択肢はないのでしょう。

 

それは、めがね旦那さんがツイッターで仰る通り、大人自身が

「はい、これは解決しました」

という既成事実を確認するため、なのだと思います。

 

そして、大人は解決させたと思っていても、

子供達は腑に落ちなくてモヤモヤしている・・・

という消化不良な状態を引き起こしています。

 

うちの長男は、以前にもブログで書きましたが、学校では

「グレーゾーン」

と言われる部類にカテゴライズされています。

www.reachout-3s.com

 

  • 落ち着きがない、
  • 夢中になると人にぶつかっていても気が付かない、

という何でも全力少年なので、よく学校でこの儀式を強いられ、

腑に落ちないまま帰ってきては家で暴れたりしていました。

 

必要なのは、子供達に謝らせることではなくて、

  • 自分の行動を振り返り
  • それによる相手の気持ち
  • 何ができたのか
  • 今後どうすればいいのか

を自分で考える機会を与えることではないでしょうか。

 

私は、基本的に子供が小さいうちは何かしてしまった時に、強制的に

相手に謝らせるということをさせていません。

 

なぜなら、謝罪の言葉「ごめんね」いうものは、自分が相手に対して

「悪いことをしてしまったな」という気持ちからくる言葉で、

その気持ちを相手に伝えるための言葉であって、

決して「いいよ」と相手に許しをもらうための言葉ではない

ということを子供に伝えたいためです。

 

「ごめんね」と言ったからと言って、

必ずしも相手が許してくれるとは限らない。

 

それでも、悪かったという自分の気持ちを伝えることが

「ごめんね」の意味なんだよ、と。

 

なので、子供が小さいうちは、お友達へ何かを悪いことをしてしまった場合、

本人が自覚していない場合、一旦は私が代わりに相手に謝るようにしています。

そして、直後に子供と話し、自分の行動を振り返らせるようにします。

 

相手がいるその場で子供に無理やり謝らせたところで、

それは「はい、謝らせました」という、親の自己満足です。 

 

これは、子供の意図しないところで相手を不快にさせたことを前提にしていますが、

子供が意図的に相手の心を傷つけたり、怪我をさせたり、

物を壊したりしてしまったとしても、同じです。

 

それはもっといけないことで、それは加害者である子供から大人への

SOSだと私は思います。

 

それこそ、「ごめんね」「いいよ」で済まされる話ではないです。

無理やり謝らせたところで、何の解決にもならないと思います。

その心の叫びは何なのかを見つけ、存在と受け入れてやることが急務だと思います。

 

それをも「ごめんね」「いいよ」で解決しがちな大人の指導は、

社会問題ともいえると思います。

 

あなたはお子さんの「ごめんね」「いいよ」について、

どう対応されていらっしゃいますか。

 

 

今回、少しでも多くの方に考えていただきたくて、この記事を書きました。

(きっかけをくださっためがね旦那様、ありがとうございました。)