国際結婚ワンオペワーママ奮闘記

ナイジェリア出身の主人と国際結婚13年目。3児の母、実家遠方のフルタイムワーママです。ワンオペ育児、家事効率化、仕事、読んだ本、自分の夢。日々の気付き、学びを思い付くままにアウトプットしていきたいと思います。

ダーリンはナイジェリア人②彼の宗教観

昨日書かせていただいているナイジェリア人夫についてですが、

今日は宗教観について、です。
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国際結婚をされたカップルが一番カルチャーショックを受けるのは、
この宗教についてではないでしょうか。

世界には様々な宗教がありますが、代表的なものは、

キリスト教、イスラム教、仏教

が思い浮かぶかと思います。

ですが、「キリスト教」と一言で言っても、カトリック、プロテスタント等、宗派が色々と分かれています。

日本人には馴染みのないこの宗教ですが、うちの夫のような厳格に宗教を守っているような外国人にとっては、

宗教は教育であり、思想であり、生活の中心です。

うちの夫に限っていえば、この世の全ては

「神様により創られ、今起きている全ては神様によってなされる御業である」

と考えています。

つまり、個人の努力により今の結果があるのではなく、

全て神様に選ばれもたらされた結果である、ということです。

根性論でやってきた日本人にとってはとんでもない話なんですが、

これが彼らの考えです。

私の夫は幼い頃から毎週日曜は教会へ通い、

牧師さんが、キリスト教の聖書の中身を噛み砕いて教えてくれる
”Sunday School”という聖書の授業で、

私たちが学校で国語や算数を習うように、聖書のことも学んでいました。

そんな感じなので、彼が仕事で事業費用が底をつきそうな時、

資金をかき集めて頑張るというのもありますが、最終的には神様へ
「お与えください」とお祈りしています。

私たちが家を購入し、ローン返済への不安を感じている時も、返済できるような仕組み作りや家計の見直しではなく、

「神様、私たちへ十分な資金を与えてください」

と祈るわけです。


この「祈る」という行為は、彼らの生活の中で日常であり、

常に自分を見守ってくれている神様との「対話」である、

と彼は捉えているようです。

朝起きた時も床にひざまずき祈っていますし、

食事の前も軽くお祈りしてから食べるのが習慣です。


他の祈りのシーンといえば、私の出産の時です。

私が上の2人を出産する時も、陣痛室で激痛に耐えている私の横で、

夫は友人の牧師さんへ電話。

そして、その牧師さんが電話越しに私へ祈りの言葉を捧げてくださる、
ということがありました。

激痛の中、その言葉は私の耳には全く入りませんでしたが(笑)、

こういう状況の中でも神様へ祈る。

そして生まれた子供達は、私たちの子供でもありますが、

「神様の子供達」
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と彼らは認識します。

そして、聖書によると、男の赤ちゃんは、生後7日だか8日に性器の皮膚を切り取るという「割礼」も行うという記載があり、

長男に関してはわざわざ病院で割礼手術をやったほどです。
(次男に関しては、やれる病院がなくやっていないので、彼はいまだに不満に思っています。)

そんな夫。

この世の全ては、この世を創造した神様がコントロールしているという考えです。

「一生懸命生きており、神様に祈りを捧げていれば救われる」
というのが彼の考えです。

なので、とても楽観的な性格です。


でも、強い信仰心を持っている一方、他の宗教を邪とする思考も持っています。

例えば、我が家は神社へ行きません。彼は鳥居も潜りません。

それは、キリスト教の神様に対する裏切りであるとともに、

キリスト以外の神様を認めていることになるからです。

また、日本のお祭りシーズンに御神輿を見ると、とても嫌悪感を示します(苦笑)。

悪気は全くなく、彼にとっては御神輿は「デビル(=悪魔)が乗っている」という認識なのです。

対イスラム教に関しては、ナイジェリア国内で宗教対立が激しいこともあるので、いい思いは抱いていないようです。

ナイジェリアでは、4年毎に行われる大統領選挙に必ずキリスト教とイスラム教の宗教対立があり、お互い同宗教の候補者を支持するそうです。

それは、国内での自分の宗教がつぶされないようにするというのも勿論ですが、

やはり「宗教=思考」というのが根底にあり、国の政策が一宗教色の強いものになったり、

国のイメージが変わり、外国で暮らすナイジェリア人のイメージに影響するからです。

私のような宗教とは無縁の環境で育った人には理解しにくい世界観ですが、

個人的には興味深いな、と思います。

ただ、「面白い」だけだと一緒に生活はしていけないので、

私も一緒にキリスト教教会へ行ったり、聖書を買って少しずつ読んだりしています。

私が読んでいる聖書はこちらの『リビングバイブル』です。

口語訳なので非常にわかりやすいです、小説を読んでいるような。

相手の思考を理解しようと読みだした聖書ですが、

一教養として面白いと思います。

分厚い本なので、どこから読んでいいかわからなかったので、
このガイドブックのようなものを読みながら、読み進めています。

バイブルは、世界一のベストセラーですからね!!

話は脱線しまくりましたが、以上が彼の宗教観です。

私はこの考えに慣れてしまっているのですが、あなたにとってはどうでしょうか?

こういう考えの外国人もいますよ、ということで参考程度に読んでいただけたら嬉しいです。